神田 龍一RYUICHI KANDA
技術部技術2課 主任
2013年 入社
私は主にイオンクロマトグラフという装置を扱っています。イオンクロマトグラフは幅広い業界で使われており、半導体、製薬、食品、上下水道などほぼあらゆる分野で使われる水の成分を高精度で測る装置です。この装置の設置と取扱説明、修理・メンテナンスを行っています。技術の人間のみ体験できる、研究者に一番近い生の現場に立ち会うことができます。
技術のOJTは、ただひたすら上司についていく、一緒に手を動かす。腕を磨く。一つの作業が上司から大丈夫という判断が出ればその作業は次から任されます。技術の仕事はひとつひとつ知識や技術を積み重ねていくという仕事なので、自身の成長が実感できるのが特徴です。ここまでできる、こんな応用もできるようになったという、成長を感じることができて、どんどん楽しくなっていきます。
今年で入社10年目を迎えますが、まだ未経験の技術や知識もたくさんあります。お客さまの分析精度もよりハイレベルなものが求められるようになってきており、まだまだ勉強をしなければなりませんし、成長できる余地があると思っています。
私には5歳、2歳、1歳の子供がいます。夫婦共働きというのもあって、それはもう毎日が大変です(笑)。そうした中でとても助かっているのは、男性社員の育児休暇制度です。私は2回取得した初めての男性社員ということになります。この制度がなければ、仕事と育児の両立はできなかったと思います。育休のほか、ライフスタイルに合った働き方を上司に相談でき、ベストな方法を一緒に考えてくれます。部署のメンバーにも仕事量の調整などサポートしてもらい、本当に感謝です。職場復帰の際には、作業の手順や方法を忘れているのではないかと少々不安でしたが、リハビリ的な作業をしてみたところ、頭ではなく身体がしっかり覚えていました(笑)。今は、子育てと仕事の両立のため現場へは直行直帰、リモートなど効率よく時間を使えるように、自分で調整しています。
数年後、子育ても落ち着いてより仕事に注力できるようになった際には、恩返しというわけではありませんが、私が全力でサポート側に回りたいと思っています。そして、楽しみにしていることは、部下を持って育てることです。
オフの時は、いまのところ、子供と遊ぶ以外に選択肢がなく、気持ち的には1週間休みがない感じですね(笑)。3人の子供と遊び、世話をし、寝かしつけて、すべてが終わった後でやっと一息。この時間が唯一のなごみ時間。寝る前のお酒が何よりの息抜きになっています。
アルテア技研の使命は、様々な技術革新を目指す最前線の研究者を支えることです。そのためには、研究者の考えを理解し提案できる、理系ならではの「理系の頭脳」が必要となります。専門性の高い内容を理解できる理系営業、営業をバックアップする強力な理系技術、営業を支える理系事務。この三者が一体となってお客さまに高い付加価値を提供し、お客さまの成功をサポートする。これがアルテア技研の「理系の営業」です。
ここには理系の頭脳を生かすもう一つの選択肢があります。
アルテア技研ならではのワクワクするような未知の領域があなたを待っています。